今年も残りわずか、旭川市は冬真っただ中で夜間は気温も下がります。このように寒くなってくると、関節の痛みや不調を訴える人も多くなってきます。普段から適度なトレーニングとストレッチを習慣化して、快適に一年を過ごしていきたいですね。
今回は痛みの根本改善についてお話します。
膝関節は体重を支える「荷重関節」の一つで、ランニング時に負荷が大きな部位です。長く楽しいランニングライフを送るため、またパフォーマンスを高めるために大切なこと、それは膝関節に少しでも、痛みや違和感を感じたら、放置せずに早めに対処する事です。痛みや違和感を放置すると、それが慢性化し、半月板損傷や変形性膝関節症など、ときに手術を必要とする器質的な病変に移行する事もあるので注意が必要です。
また、膝の痛みを放置したまま走ると、痛みをかばおうとしてランニングフォームの悪化、腰痛、足裏痛、股関節痛といった悪循環を引き起こしていく事が多くなります。
そうならない為には、痛みの出た時はもちろんの事、痛みの無い時から、正しいランニングフォームの習得、膝関節を守る筋肉をトレーニングでつける事、ストレッチやテーピングでケア・予防していく事が大切になります。
もし、慢性的に関節に痛みや違和感を感じるなら放置せずに、まずは整形外科の受診を検討。そして知識や経験が豊富なパーソナルトレーナーにご相談ください。
パーソナルトレーナー澤田は、これから走り始めるランニング初心者から、フルマラソンやトライアスロン完走者まで、年中サポートしています。お客様には好きな運動でケガしてしまわないように、安心していつまでもランニングを楽しんで頂きたいと考えています。正しい運動で健康な生活を続けて頂きたいです。
次回は実際に痛みを引き起こす、具体的なところをお話します。