コルチゾールって何?筋トレとホルモンの深い関係
- パーソナルトレーナー澤田和崇
- 2019年11月13日
- 読了時間: 2分
更新日:12 時間前
旭川は明日、大雪の予報が出ていますね。寒い日が続きますが、快適な室内で一年中パーソナルトレーニングを受けられる「サワダプライベートジム」です。
今日は、筋トレとも関係が深いホルモンの一つ「コルチゾール」について、やさしく解説していきます。
● コルチゾールってどんな働き?
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンで、「異化作用(いかさよう)」を引き起こすのが主な働きです。※異化作用とは、筋肉やたんぱく質を分解してエネルギーに変えるはたらきのこと。
具体的にはこんなことをします:
アミノ酸を糖質(エネルギー)に変える
筋肉のたんぱく質を分解する酵素を増やす
筋肉の合成(回復)を一時的にストップさせる
免疫やグリコーゲン合成などの機能を抑える
特に、瞬発力を発揮する「速筋(タイプⅡ繊維)」で強く異化作用が起こることが知られています。
● 筋肉にとってプラス?マイナス?
一見すると「筋肉に悪そう…」と思われがちなコルチゾールですが、必ずしもマイナスではありません。たとえば、テストステロンやインスリンは「同化作用(筋肉をつくるはたらき)」を持っていますが、コルチゾールはそれとバランスを取る役割があります。
また、運動後にコルチゾールが急上昇するのは、筋肉の修復や再構築(リモデリング)を始めるためのサインでもあります。
● 筋トレとコルチゾールの関係
特に、大きな筋肉を使い、休憩が短いトレーニングを行うと、血中コルチゾール濃度は上がります。この一時的な上昇は、筋肉の修復や、運動中の血糖維持にとって大切な反応なんです。
つまり、短期的には良い刺激になりますが、これが長く続きすぎると逆効果に。だからこそ、「トレーニングの量」や「休息の時間」はとても重要です。
● 一人ひとりに合った負荷で、効率よく
旭川のパーソナルジム「サワダプライベートジム」では、このようなホルモンの働きも考慮しながら、トレーニング内容を細かく調整しています。
「40代・50代になって、体の変化を感じ始めた」「無理なく、でもしっかり効果を出したい」
そんな方こそ、ぜひご相談ください。体の仕組みを理解した上で行うパーソナルトレーニングは、効率も安心感も大きく変わってきますよ。
