運動神経と筋繊維の関係をやさしく
- パーソナルトレーナー澤田
- 2019年11月17日
- 読了時間: 2分
更新日:4月19日
旭川市で、専門的かつ個人に合わせた運動をサポートする「サワダプライベートジム」です。今回は少し専門的なお話になりますが、「筋繊維」と「運動神経」の関係について、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
● 運動神経って、どんなもの?
私たちの筋肉は、「運動神経」という神経によってコントロールされています。よく「運動神経がいい・悪い」という話を耳にしますが、ここで言う運動神経は、医学や運動科学の中で使われる専門的な意味合いです。
運動神経から“電気信号(インパルス)”が発せられると、その神経がつながっているすべての筋繊維が一斉に動き出します。これが「筋肉が収縮して力を出す」基本の仕組みです。
● 精密な動きと、大きな力の違い
筋肉によって、この運動神経と筋繊維の“つながり方”は異なります。
たとえば、目の動きのようにとても細かいコントロールが必要な筋肉(眼筋)は、1本の運動神経がたった1本の筋繊維を支配しています。それに対して、太もも前面の大きな筋肉(大腿四頭筋)では、1本の神経が数百本もの筋繊維を同時に支配しています。つまり、動きの精密さか、出す力の大きさかで、この仕組みは使い分けられているんですね。
● 筋肉が動くメカニズムとは?
運動神経が筋肉に命令を送る際には、「アセチルコリン」という物質が神経から放出されます。これにより筋肉の膜(筋鞘)が興奮状態となり、筋繊維内でカルシウムが放出されて収縮が始まります。
一度の収縮はほんの短い時間(単収縮)ですが、その収縮が終わる前に次の収縮が起こると、それぞれの力が重なり合って、より強い張力(パワー)を発揮できるようになります。
そして最終的に、神経からの命令が連続して届くと、筋肉はずっと縮んだままの「強縮(きょうしゅく)」状態になり、最大の力が出せるようになります。
● 専門的な内容こそ、日常に役立つ!
こういった仕組みを理解しておくと、パーソナルトレーニング中の動きやフォームの意味がより深くわかってきます。
旭川で体力づくりや健康づくりを始めたい方、正しい知識と指導のもとで運動を続けたい方は、ぜひ私たち「サワダプライベートジム」にご相談ください。40代・50代の方でも安心してスタートできるよう、しっかり丁寧にサポートいたします。

Comments