私は自分の仕事が大好き大賞 優秀賞を受賞して
- パーソナルトレーナー澤田和崇
- 2017年10月11日
- 読了時間: 7分
更新日:8月11日
■ 自分の仕事の価値を改めて見つめ直すきっかけに
2017年10月、私は横浜で開催された『第5回 私は自分の仕事が大好き大賞』に参加し、パーソナルトレーナーの仕事の素晴らしさを伝える作文で優秀賞を受賞しました。
きっかけは、ある日YouTubeで見かけたプレゼンターのスピーチに心を打たれたこと。感動が冷めやらず、共感サポーターとしてDVDを取り寄せ、それを何度も繰り返し視聴しました。
その流れの中で、自分の仕事について深く向き合い、「自分はなぜこの仕事をすることになったのか」「どれだけ今の仕事が好きなのか」を見つめ直す時間が生まれました。そうして書き上げた作文で、この「私は自分の仕事が大好き大賞・作文部門」に応募しました。

■ 書くことそのものが「大賞」だった
作文を書く中で、自分自身のこれまでの歩みや、お客様への想いを振り返る時間が何よりも貴重でした。受賞はもちろん光栄でしたが、「書き上げたこと」自体が、自分にとっての大きな財産となりました。書き上げることが目的となり、全力で書きあげました。
それが優秀賞に選ばれ、驚きでした。感謝の気持ちでいっぱいです。
■ イベントで得た学びとつながり
会場では、さまざまな業種・地域で働く方々のプレゼンやスピーチを直接聴くことができました。どの方も、自分の仕事に誇りを持ち、情熱を注いでいる姿が印象的でした。
同じように仕事を愛している方々が集まる場に身を置くことで、私自身も多くの勇気とエネルギーをいただきました。期待以上の熱量と温かさに包まれたイベントだったと思います。
仕事が大好きな人たちと過ごせて、とても幸せな時間でした。
ボランティアスタッフの皆さんの誠実な姿勢や配慮にも感動し、人のお役に立てる事の大切さを改めて実感しました。
■ 自分の体験を誰かの力に
私は、受賞した作文を通じて「誰かが一歩踏み出すきっかけ」や「仕事に対する前向きな気持ち」を届けられたら、うれしく思います。
人の役に立てる仕事を、誇りを持って全力で取り組む人が増えることで、社会はより温かく、元気になると思います。ひとりひとりの仕事が、この社会を、世界を作っています。
■ 健康は人生の土台――“快適に動ける身体づくり”を一生の仕事に
パーソナルトレーナーとして歩んできた私にとって、「健康」とは人生を支える最も大切な基盤です。身体が思い通りに動き、痛みや不安なく日々を過ごせる――そんな状態を実現することは、誰にとってもかけがえのない幸せであり、人生そのものの可能性を広げてくれます。私がこの仕事を「自分の人生そのもの」として大切にしている理由も、まさにこの“健康が土台である”という信念にあります。
サワダプライベートジムでは、一人ひとりの体力や目的に合わせて、安心して運動を継続できる環境を整え、細やかなサポートを心がけています。快適な空間で寄り添いながら、長く続けられる健康づくりを支えること。それが私の仕事における誇りであり、生きがいです。
この道を選び、毎日お客様の人生に関わらせていただけることに心から感謝しています。そして、これからも“快適に動ける身体づくり”を一生の仕事として、皆さまの健やかな人生を全力で応援していきます。
■ これからも、仕事を通じて人を元気にしたい
今回の受賞を機に、さらに「快適に動ける身体づくり」という自分の仕事の使命を深めていきたいと感じました。毎日の仕事の中で、感謝と喜びを忘れず、一人ひとりのお客様にとって価値ある時間を提供し続けます。
私は、これからも自分の仕事を大切に、真心を込めて歩んでいきます。そして改めてもう一度言います。私は自分の仕事が大好きです。

■ 私は自分の仕事が大好き大賞とは?
「私は自分の仕事が大好き大賞」は、自分の仕事に誇りと情熱を持ち、日々前向きに取り組んでいる人を応援する表彰イベントです。全国からさまざまな業種・職種の応募者が集まり、作文やスピーチ部門でそれぞれの「仕事への想い」や「取り組み」を発表します。主催は「自分の仕事が大好き大賞」プロジェクト実行委員会、講演家の鴨頭嘉人さんです。
この大賞は、単なる業績や成果だけでなく、「なぜその仕事を選んだのか」「日々どんな想いで働いているか」「仕事を通じてどんな社会貢献をしているか」といった“働く人の物語”や“仕事への向き合い方”が評価される点が特徴です。
子供たちが「早く大人になって働きたい」と思えるような社会を作るための、夢のあるプロジェクトです。こちらをクリックすると動画が流れます。
★ 【補足コラム】マニュアルでは到達できない、本当の仕事の価値とは
サラリーマン時代、決められたマニュアル通りに働くことに違和感を感じていた私は、独立後「自分の仕事とは何か」「本当にお客様にとって必要なサービスとは何か」を深く考えるようになりました。
以下に、起業から1年半ほど経った頃に書いたブログを一部抜粋し、当時の想いを振り返ってみたいと思います。
・マニュアルは70点――そこからが本当の仕事
どの会社にも「マニュアル」があります。私も会社員時代に、多くのマニュアルや業務フローを学びました。しかし、それを完璧に実践したからといって、同じ成果が出るとは限りません。
マニュアルは、誰もが「一定以上の成果」を出すための基準にすぎません。本当に必要なのは、「目の前の人にとっての最適な方法」を毎回見つけ出す力です。
私はかつて、マニュアル通りに言わされる職場にいました。「決まりではこうなっています」「そのように伝えてください」と指示されるたび、目の前のお客様にとって本当にそれがベストなのか疑問を感じていました。
・仕事とは、毎回100点を目指す挑戦
お客様一人ひとりにとって最適な方法は異なります。だから私は、毎回100点を目指して仕事に取り組みます。昨日よりも今日、今日よりも明日と、常に改善と挑戦を重ねる。それが私の仕事への姿勢です。
サラリーマン時代は、まるで小さな鳥籠の中で仕事をしているような感覚でした。今は、大きな空の下、のびのびと自分の力を発揮しながら仕事に取り組めています。
・仕事が進化していくプロセスが、何より楽しい
マニュアルは「覚えるための土台」であり、そこから自分の力で改良していくことが本当のプロの仕事です。この終わりのない改良のプロセスが、私の仕事を進化させ、成果につながっていきます。
毎日、自分に問いかけています。「今日の仕事はどうだったか?」「もっと良くする方法はなかったか?」
その積み重ねこそが、自分の成長であり、お客様への最良のサービスにつながると信じています。
・私は自分の仕事が大好きです
お客様の健康を支えるこの仕事は、私にとって人生そのものです。常に学び、実践し、改善する――この過程そのものが楽しく、やりがいに満ちています。
誰かに与えられた役割ではなく、自ら選んだ道で成果を出し続けられる喜び。この仕事に出会えたことに、心から感謝しています。
■ 受賞の大きな価値
このような気持ちで、私は独立以来ずっと、お客様と真剣に向き合い、仕事に全力で取り組んできました。だからこそ、今回の「自分の仕事が大好き大賞」の受賞は、私にとってとても意味のあるものでした。
■ 書籍もおすすめです
イベントの内容は書籍『私は自分の仕事が大好き2』にも収録されています。12名のストーリーが掲載されており、それぞれが違った角度から仕事の魅力や意味を語っています。
きっと、どこかに共感できるエピソードが見つかるはずです。全国の書店などで購入可能です。

■ 受賞式の後、著者としてサイン会に参加
イベント終了後、著者の一人としてサイン会に参加しました。本を購入してくださった方へ、感謝の気持ちを込めてサインし、直接手渡しできたことは、とても貴重な経験となりました。
会場では、仕事に誇りを持ち、情熱を注いでいる多くの方々と交流することができ、改めて「自分の仕事で誰かを幸せにできること」の尊さを実感しました。
本を手に取ってくださった皆さま、出版社の皆さま、そして日頃から支えてくださっているすべての方々に、心より感謝申し上げます。

■ このイベントへの想いを綴ったブログを紹介します
※この記事は「仕事について書いた過去のブログ」を統合しています。2025年8月リライト
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