睡眠とダイエットの関係|食欲・生活リズム・運動習慣を整える方法
- パーソナルトレーナー澤田和崇

- 2020年3月3日
- 読了時間: 9分
更新日:7月30日
睡眠・食事・運動を一つにつなげて考える
健康的なダイエットを進めるためには、食事と運動に加えて、睡眠も大切です。
睡眠は、身体と心を整え、翌日の活動に向けて準備する時間です。
よく眠れた日は、朝から身体を動かしやすく、食事や運動にも前向きに取り組みやすくなります。
一方で、眠りが浅かった日や生活リズムが変わった日は、疲れを感じやすくなったり、甘いものや高カロリーな食べ物を選びたくなったりすることがあります。
ダイエットでは、体重の数字だけを見るよりも、
・朝から元気に活動できているか
・食事を落ち着いて選べているか
・運動後に身体が回復しているか
・毎日の生活リズムが整っているか
という視点も大切です。
今回は、睡眠とダイエットの関係、食欲やストレスとのつながり、生活リズムを整える運動習慣についてご紹介します。

睡眠とダイエットがつながっている理由
睡眠は、身体の回復やホルモンの働き、食欲、集中力、気分など、さまざまな部分と関係しています。
睡眠が整っていると、日中に活動しやすくなり、運動や食事の習慣も続けやすくなります。
また、身体が十分に休まっている日は、落ち着いて食事を選びやすくなります。
ダイエットを続けている時に、
「夕方になると甘いものが欲しくなる」「夜になると食欲が強くなる」「運動する気持ちが起こりにくい」「疲れが残って身体が重く感じる」
ということがあれば、睡眠や生活リズムを振り返ることも役立ちます。
食事、運動、睡眠は、それぞれが影響し合いながら、日々の身体をつくっています。
睡眠は食欲や食事の選び方にも関係する
食欲を調整する仕組みとの関係
私たちの食欲には、脳や自律神経、消化器官、さまざまなホルモンが関わっています。
睡眠時間や睡眠の質が変化すると、空腹感や満腹感にも変化が表れることがあります。
眠りが十分に取れなかった翌日に、食欲が強くなったり、甘いものや脂質の多い食べ物が気になったりする方もいます。
これは、意志の強さだけで決まるものではなく、疲労や睡眠状態によって食事の選び方が変化している可能性もあります。
そのため、食欲を整えたい時には、食事内容と一緒に、前日の睡眠やその日の疲れも確認すると良いでしょう。
夜に食べたくなった時に確認したいこと
夜に食欲を感じた時は、身体の状態を確認する良い機会です。
まず、夕食の量や栄養バランスが現在の活動量に合っていたかを振り返ります。
次に、
・今日は睡眠時間がいつもと違ったか
・仕事や家事で疲れが重なっていないか
・水分を十分に取れているか
・夕食が早い時間ではなかったか
・日中の食事量が少なくなっていなかったか
などを確認します。
温かい飲み物を飲む、入浴する、軽くストレッチを行うといった方法も、食事から休息へ気持ちを切り替えるきっかけになります。
身体の状態を丁寧に見ていくことで、自分に合った食事と生活のリズムが分かりやすくなります。
ストレスと睡眠の関係
コルチゾールは身体に必要なホルモン
コルチゾールは、一般的にストレスホルモンと呼ばれています。
身体が朝から活動するための準備や、運動中のエネルギー利用、血糖や代謝の調整などにも関わる大切なホルモンです。
仕事や生活の緊張が続いている時には、身体に力が入りやすくなり、呼吸が浅くなったり、休息への切り替えに時間がかかったりすることがあります。
睡眠とダイエットを考える時には、コルチゾールだけに注目するのではなく、運動、食事、睡眠、休養を一つにつなげて整えることが大切です。
コルチゾールと筋力トレーニングの関係については、別の記事で詳しくご紹介しています。
心身を切り替える時間をつくる
一日の終わりに、活動から休息へ移る時間をつくることもおすすめです。
たとえば、
・照明を少し落とす
・入浴する
・軽いストレッチを行う
・ゆっくり呼吸する
・音楽や読書を楽しむ
・明日の予定を簡単に整理する
といった方法があります。
自分が心地よいと感じる習慣を持つことで、身体と気持ちが休息へ向かいやすくなります。
大切なのは、毎日完璧に同じ行動をすることよりも、自分に合った切り替え方を見つけることです。
生活リズムを整える3つのポイント
朝の時間を整える
生活リズムを整えるためには、朝の過ごし方が大切です。
起床後にカーテンを開ける、朝食を取る、身支度をする、少し身体を動かすなど、活動を始める習慣をつくります。
毎日の起床時間が大きく変わらないようにすると、一日の流れもつくりやすくなります。
朝の時間が整うことで、食事、仕事、運動、休息の時間も自然に組み立てやすくなります。
日中に身体を動かす
ウォーキング、筋力トレーニング、家事、買い物など、日中に身体を動かす時間を持つことで、活動と休息のメリハリをつくれます。
まとまった運動時間を確保できる日は、パーソナルトレーニングやウォーキングを行う。
忙しい日は、階段を使う、少し遠くまで歩く、仕事の合間に立ち上がる。
その日の予定に合わせて身体を動かす方法を選ぶことで、生活の中に運動を取り入れやすくなります。
夜は休息へ向かう時間をつくる
夜は、少しずつ身体を休息へ向けていく時間です。
入浴後の軽いストレッチや、呼吸を意識したゆったりとした運動は、身体の緊張を整える方法として取り入れやすいです。
肩、背中、股関節、ふくらはぎなど、その日に疲れを感じる部分を心地よく動かします。
就寝前の過ごし方を整えることで、翌朝を気持ちよく迎える準備につながります。
睡眠とダイエットを支える運動習慣
日中の筋力トレーニングやウォーキング
筋力トレーニングやウォーキングは、体力や筋力を高めるとともに、日中の活動量を増やす方法として役立ちます。
筋力がつくことで日常生活でも動きやすくなり、歩く、出かける、階段を使うといった活動にもつながります。
運動を行う時間帯は、生活に合わせて選んで構いません。
午前中に身体を動かす。仕事の合間に歩く。仕事帰りにパーソナルトレーニングを行う。
継続しやすい時間を見つけることが、運動習慣を整えるポイントです。
夜に取り入れやすいストレッチ
夜は、身体を鍛える運動に加えて、心地よく整える運動もおすすめです。
深呼吸をしながら肩を回す。背中をゆっくり動かす。股関節やふくらはぎを伸ばす。足首を曲げ伸ばしする。
5分から10分程度でも、身体へ意識を向ける時間をつくれます。
日中に筋力トレーニングを行い、夜はストレッチで身体を整えるという組み合わせも良い方法です。
その日の体調に合った運動強度
運動内容は、その日の睡眠、疲労感、仕事の忙しさ、身体の動きやすさに合わせて選ぶことが大切です。
体調が整っている日は、筋力トレーニングをしっかり行う。
睡眠時間がいつもと違った日は、ストレッチや軽い運動を中心にする。
身体の状態を確認しながら運動内容を調整することで、良い状態で運動を積み重ねやすくなります。
40代以降の身体づくりで睡眠を大切にする理由
40代以降になると、仕事、家庭、生活環境などによって、睡眠時間や運動時間が変化しやすくなります。
また、以前より疲れが残りやすくなった、身体が硬く感じる、体重が変化しやすくなったと感じる方もいます。
そのような時期だからこそ、筋力トレーニング、食事、睡眠、休養を一つの身体づくりとして考えることが大切です。
体重を減らすことだけを目標にするのではなく、
・日中を元気に過ごせる
・仕事や趣味を楽しめる
・旅行でたくさん歩ける
・階段を快適に上れる
・年齢を重ねても自分らしく動ける
という変化も、健康的な身体づくりの大切な成果です。
睡眠を整えることは、運動を続け、快適に動ける身体をつくる土台にもなります。
パーソナルトレーニングでできるサポート
サワダプライベートジムでは、運動の回数や重量だけを見るのではなく、その日の身体の状態や生活リズムも確認しながら運動内容を組み立てています。
たとえば、
・前日の睡眠状態
・現在の疲労感
・肩、腰、膝などの状態
・仕事や日常生活の活動量
・食事や生活リズム
・その日の運動目的
などを確認します。
身体がよく動く日は、筋力トレーニングを中心にする。
疲れを感じる日は、ストレッチ、筋膜リリース、呼吸、身体の動きを整える運動を組み合わせる。
その日の状態に合った運動を選ぶことで、楽しく・効果的に・安全な身体づくりを続けやすくなります。
私は、一時的な体重の変化だけではなく、お客様が日常生活を元気に過ごし、快適に動ける身体を長く維持できることを大切にしています。
まとめ|睡眠・運動・食事を一つにつなげて整える
睡眠は、健康的なダイエットや身体づくりを支える大切な要素です。
眠りが整うことで、日中に身体を動かしやすくなり、食事や運動にも前向きに取り組みやすくなります。
睡眠とダイエットを整えるためには、
・朝から活動するリズムをつくる
・日中に身体を動かす
・食事量と活動量を合わせる
・夜は休息へ向かう時間をつくる
・その日の体調に合った運動を選ぶ
といった習慣が役立ちます。
食事、運動、睡眠、休養を一つにつなげて考えることで、健康的な身体づくりを続けやすくなります。
サワダプライベートジムでは、旭川でダイエットや体力づくりに取り組む方へ、お一人おひとりの身体と生活に合わせたパーソナルトレーニングを行っています。
年齢を重ねても快適に動ける身体を目指して、ご自身に合った運動と生活習慣を整えていきましょう。
よくある質問
睡眠時間が短いとダイエットに影響しますか?
睡眠時間が短い状態が続くと、食欲や食事の選び方、日中の活動量に影響することがあります。
必要な睡眠時間には個人差があります。
起床時の体調、日中の眠気、集中力、疲労感なども確認しながら、ご自身が快適に過ごせる睡眠リズムを見つけることが大切です。
夜に運動してもよいですか?
はい。仕事帰りの筋力トレーニングや、就寝前の軽いストレッチなど、生活に合った運動を取り入れられます。
夜に強度の高いトレーニングを行う場合は、就寝までに身体と気持ちが落ち着く時間を確保すると良いでしょう。
運動後の入浴、食事、ストレッチまでを一つの流れにすると、生活リズムを整えやすくなります。
夜の食欲を整えるには何を意識するとよいですか?
夕食の量や栄養バランス、日中の食事量、睡眠、疲労、水分補給などを確認すると良いでしょう。
温かい飲み物、入浴、軽いストレッチなどを取り入れることで、食事から休息へ気持ちを切り替えやすくなります。
夜の食欲を一つの問題として考えるよりも、一日の生活全体を振り返ることで、自分に合った整え方を見つけやすくなります。

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