睡眠とダイエットの関係|パーソナルトレーニングで整える体と心
- パーソナルトレーナー澤田和崇
- 2020年3月3日
- 読了時間: 3分
更新日:8月22日
「食事制限をしているのに体重が減らない」「夜になると食欲が止まらない」
そんな悩みの背景には、睡眠の質やストレスが関係しているかもしれません。
ここでは、ホルモンバランス・自律神経・運動習慣の観点から「睡眠とダイエットの関係」を解説し、さらに パーソナルトレーニングやパーソナルジムで実践できる改善法 を紹介します。

睡眠不足が招くホルモンの乱れ
体には食欲を調整する2つのホルモンがあります。
グレリン:食欲を増すホルモン。睡眠不足で分泌が増える。
レプチン:満腹感を促すホルモン。質の良い睡眠で分泌が増える。
睡眠不足になるとグレリンが増え、レプチンが減少し、結果的に「食欲が強まって満腹感を得にくい」状態に。パーソナルトレーニングでは、睡眠リズムを整える運動習慣の提案が可能で、この悪循環を断ち切るサポートになります。
ストレスホルモン「コルチゾール」の影響
ストレスで分泌される コルチゾール は、過剰になると次のような悪影響を及ぼします。
満腹感が弱まり、食べ過ぎを招く
睡眠の質を悪化させ、疲れが抜けない
免疫力の低下や不調のリスク
「ストレスで食べても満足できない」という経験は、このコルチゾールが原因かもしれません。
自律神経とダイエットの深い関係
自律神経は、体のリズムを調整する大切な役割を担っています。日中は「交感神経」、夜は「副交感神経」が優位になるのが理想ですが、ストレスや不規則な生活でバランスが乱れると――
脂肪燃焼効率が下がる
睡眠の質が落ちる
太りやすくなる
パーソナルジムでの運動習慣は、自律神経を整えるきっかけとなり、体づくりと睡眠改善の両面で効果を発揮します。
睡眠改善とストレス緩和に効果的なのは「運動」
質の良い睡眠をとるために最も効果的なのが 運動 です。
全身の筋肉をバランス良く鍛える筋トレ
1日の終わりに取り入れるストレッチ
運動後のリラクゼーション
これらは副交感神経を優位にし、深い睡眠を促してくれます。パーソナルトレーニングでは、個々の生活リズムや体力に合わせて運動内容を調整できるため、無理なく継続できるのも大きなメリットです。
まとめ|パーソナルトレーニングで睡眠もダイエットも整える
ダイエット成功のカギは「食事・運動・睡眠」の3本柱です。
睡眠不足 → 食欲ホルモンの乱れで過食に
ストレス過多 → 満腹感が低下し、太りやすい
運動習慣 → 睡眠の質が上がり、ストレスも緩和
パーソナルジムやパーソナルトレーニングを活用すれば、これらをバランス良く整えることができます。「健康的に体を引き締めたい」「睡眠の質を高めてダイエットを成功させたい」という方は、参考になさってください。
よくあるご質問
Q1. 睡眠不足だと太りやすいのですか?
はい。睡眠不足は食欲ホルモンのバランスを崩し、過食や代謝低下を引き起こします。
Q2. 寝る前の運動は逆効果ですか?
強い運動は寝つきを妨げることがありますが、軽いストレッチや呼吸法は睡眠を促進します。パーソナルジムでは、睡眠を妨げない運動プランの提案が可能です。

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