登山愛好者の身体作りに活かす!旭岳登山で学んだ関節と筋肉への負担とは
- パーソナルトレーナー澤田和崇

- 7月9日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前
画像をクリックするとYouTube動画が再生されます
旭川市民に親しまれている「旭岳」へ|登山の学び
普段、私のジムに通われているお客様の中には登山を趣味にされている方もいらっしゃいます。今回は、その方々への指導の質をさらに高めるため、旭川市民に親しまれている「旭岳」に実際に登ってみました。自身の体で体験することで、登山における関節や筋肉への負担をリアルに学ぶことができた貴重な時間となりました。

【お客様の声から見えたニーズ】
私のジムには、登山を楽しまれている50代〜70代のお客様が複数いらっしゃいます。「膝が不安」「翌日の疲労が抜けない」といった声も多く、より登山動作に対応したトレーニングの必要性を感じていました。
旭岳登山を選んだ理由
今回登ったのは、北海道の代表的な山・旭岳。ロープウェイを活用し、標高約1600mからの登山道を1時間ほどかけて歩いてきました。身近な登山地であると同時に、実践的な検証には最適でした。
【登山で感じた身体への負担】
特に負荷がかかった部位
股関節の屈伸力:岩場や段差で大きな可動域が必要
膝関節への衝撃:下山時に繰り返される衝撃に注意が必要
足関節の安定性:不整地でのバランス確保に重要
使用した装備と実感
今回、新たに購入した登山靴を使用。足首までしっかりとホールドされ、滑りやすい道でも安心感がありました。やはり登山では、靴が最も重要な専門装備のひとつと実感しました。

【今後のトレーニング指導への反映】
具体的な改善点
股関節のモビリティ向上:段差の多い登山には柔軟性が不可欠
膝を守る筋力トレーニング:特にハムストリングスと大腿四頭筋の強化
足首のバランストレーニング:不整地での踏ん張り力を養う
実際の指導に活かす予定
今回の経験を通して、登山をされる方へのストレッチや筋トレメニューをさらに改善していきます。実地の体験があるからこそ、より説得力のある指導ができると感じました。

【まとめと今後の展望】
登山は単なる運動ではなく、自然との対話でもあります。その魅力をより多くの方に安全に楽しんでもらえるよう、今後も研究を続けてまいります。今回は旭岳での貴重な学びを、ジムでの指導や今後のコンテンツづくりにも活かしていきます。
【アクセス情報】
旭岳ロープウェイ
北海道上川郡東川町旭岳温泉
▶ 公式サイト:大雪山旭岳ロープウェイ
私が訪れた日は空いていましたが、紅葉シーズンはかなり混雑します。余裕を持っての移動がおすすめです。
FAQ
Q. 膝の痛みがあってもトレーニングできますか?
A. お身体の状態に応じて無理のない範囲で進めていきます。ご安心ください。
【筆者紹介】
私はパーソナルトレーナーとして19年目を迎え、登山の他、数々のスポーツをされるお客様のサポートを多数行ってきました。今回はその実践の一環として旭岳登山を体験し、専門的な視点での気づきを得られました。





コメント