旭川の冬の夜に出会った心の学び|言葉が人生を豊かにする理由
- パーソナルトレーナー澤田和崇
- 2018年2月15日
- 読了時間: 3分
更新日:7月25日
寒い冬の夜、ふとした会話が心を温めてくれることがあります。
忙しさに追われる毎日では気づけなかった「言葉の力」――。
この記事では、留学生との何気ないやりとりを通して感じた、“心の余裕”と“他者とのつながり”の大切さについてお伝えします。
忙しい日常の中でふと訪れた出会い
今日も朝から夜まで、いつも通りの仕事を終えた帰り道。旭川の冬の夜は、空気が澄んでいてとても冷たく、気温はマイナス10℃ほど。いつものように立ち寄ったコンビニで、ちょっとした出来事がありました。
留学生の不慣れな手つきと笑顔
レジには、少し不慣れな手つきの若い女の子が立っていました。レジカウンターには見慣れない文字と一緒に、「お弁当温めますか?」などの日本語も書かれたメモが貼ってあります。
その様子から、すぐに彼女が外国から来た留学生であることがわかりました。
何気なく、「どこから来たの?」と尋ねてみると、彼女は少し緊張した表情で「タイです」と答えてくれました。
「そう、寒いのに大変だね。勉強、頑張ってね。」
そう伝えると、彼女はパッと笑顔になって「ありがとうございます」と返してくれました。その笑顔がとても印象的で、私の心にも温かさが広がりました。

声をかけて気づいた自分の変化
その帰り道、ふと、数年前の自分を思い出しました。独立する前、毎日仕事の悩みが多く、頭の中はいつも仕事の問題解決しなければいけないこと等でいっぱい。帰り道のコンビニでも、誰かに声をかける余裕なんてありませんでした。
充実した働き方が生んだ心の余裕
でも今は違います。日々の仕事に大きなやりがいを感じ、やるべきことをやりきって、心に余裕が生まれてきました。だからこそ、自然とあの留学生に声をかけられたんだと思います。「言葉って、プレゼントなんだな」そんなふうに感じた瞬間でした。
パーソナルトレーナーとして大切にしたいこと
私は、日々多くの方の体や心の悩みに寄り添い、より快適に動ける身体を手に入れるサポートをしています。
でも、どれだけ知識や技術があっても、それを活かす土台となるのは、やはり“自分自身が充実していること”だと改めて思いました。
心に余裕を持つことが信頼の原点
心に余裕があるからこそ、人にやさしくできる。小さなやりとりの中で、相手の笑顔を引き出せる。そして、その笑顔がまた自分のエネルギーにもなる。
人と人との関わりの中で、「言葉」はとても大きな力を持っています。それを改めて実感できた、冬の夜のひとときでした。
まとめ:やさしさは自分を整える
この出来事を通して、私は「充実した自分でいること」が、どれほど大切かを再確認しました。そして、声をかけた自分も、笑顔を返してくれた彼女も、どちらも幸せになれる。そんなやりとりができたことに、心から感謝しています。
自分はこれからもパーソナルトレーナーとして、たくさんの人の困ったことを解決し、目標達成へサポートしていく。そのためには、まず自分が、充実していなきゃいけないんだという事に、改めて気づかされました。
一日の仕事終わりの出会いに感謝。
『言葉はプレゼント』
もらった人も、あげた人にも嬉しいプレゼント 。
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