妊婦さんの安全な運動ガイド|旭川のパーソナルジムから
- パーソナルトレーナー澤田和崇

- 2020年2月4日
- 読了時間: 3分
更新日:9月22日
妊娠中の運動は「安全に・無理なく・続けやすく」。旭川で3万回超の指導経験を持つパーソナルトレーナーが、妊婦さんが知っておきたい基本をやさしく解説します。
※現在、妊婦さん向けの個別トレーニングは実施していません。この記事は一般的な情報提供を目的としています。運動を始める前に必ず主治医(産科医)に相談してください。
1. 運動前に最優先で確認すること
主治医に必ず相談(合併症・切迫早産傾向・安静指示の有無を確認)
体調の変化(出血・腹痛・めまい・息切れ・むくみの急増など)があれば即中止
水分補給・室温管理・空腹で行わない(軽食後に)
2. 妊娠中の運動に期待できる良い効果
心肺機能・筋力・体力の維持
腰痛や肩こり、ストレスの軽減
体重・血糖のコントロール(妊娠糖尿病の予防に役立つとされる)
出産後の体力回復を後押し
生活リズムの安定、睡眠の質向上
※強度・頻度は主治医の指示と個人差により調整。
3. 安全に行うための基本ルール
息を止めない(いきみやバルサルバ法は避ける)
反動・勢いを使わない(関節が緩みやすい時期のため)
妊娠中期以降は長時間の仰向けを避ける(血流低下予防)
体位は横向き・四つ這い・座位を中心に
疲労が残る日はお休み。“休む勇気”も安全のうち
5. 避けたい/控えたい動き
高温多湿・過度な暑熱下での運動
接触・転倒リスクの高いスポーツ、強い腹圧をかける動作
息を止める・反動を使う高強度の筋トレ
長時間の仰向け保持(中期以降)
6. よくある質問(FAQ)
Q1. どのくらいの頻度が目安ですか?
A. 主治医の許可があれば、週3〜5日/1回15〜30分の軽〜中等度運動が一般的な目安です。体調に合わせて10分×2〜3回に分けるのも安全です。
Q2. ウォーキングは毎日しても大丈夫?
A. 体調が安定していれば可能です。段差・滑りやすい路面は避け、こまめに休憩と水分補給を。
Q3. 腹筋運動はしてもいい?
A. 強い腹圧がかかる腹筋運動は避け、骨盤底筋・呼吸法・姿勢の安定を優先しましょう。
Q4. いつ中止すべき?
A. 腹痛・出血・めまい・息切れ・頭痛・お腹の張りなどが出たらすぐ中止し、受診してください。
7. 旭川で運動をはじめる皆さまへ
当ジムでは現在、妊婦さん向けの個別指導は行っていませんが、やさしいストレッチや体幹安定の考え方は、産後の体力回復にも役立ちます。
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