【旭川】関節の不調や手術後の運動再開を支える身体づくり|リコンディショニングの基本

更新日:9月7日
膝、股関節、肩、腰などに不調を経験したあと、
「運動を再開したい」「以前のように動ける身体を取り戻したい」「旅行やスポーツをまた楽しみたい」
と考える方は多くいらっしゃいます。
医療機関で診断や治療、リハビリテーションを受け、運動が可能になった段階では、筋力・柔軟性・バランス・身体の使い方を少しずつ整えていくことが大切です。
サワダプライベートジムでは、現在の身体の状態や医療機関からの指示を確認しながら、日常生活や趣味、スポーツへつながる身体づくりをサポートしています。
今回は、医療機関でのリハビリから運動再開、その後のリコンディショニングへつなげていく考え方についてご紹介します。
関節の不調や手術後に運動を再開したい方へ
関節の不調や手術を経験すると、身体を動かす機会が減り、筋力や柔軟性、バランス能力などにも変化が起こることがあります。
運動を始められる段階になったら、その時の身体に合わせて少しずつ活動量を高めていきます。
例えば、
椅子から立ち上がる
階段を上り下りする
長い距離を歩く
荷物を持つ
旅行へ行く
ゴルフやランニングを楽しむ
こうした日常生活や趣味の動作も、筋力・関節の動き・姿勢・バランスなど、さまざまな身体機能によって支えられています。
運動再開では、「何をできるようになりたいのか」まで見据えて身体を整えることが大切です。
医療機関でのリハビリからリコンディショニングへ
医療機関で身体の状態を確認する段階
けがや関節の痛み、手術後などでは、まず医師による診断や治療、必要に応じた理学療法などが行われます。
この段階では、身体の状態を医学的に確認しながら、安全に回復を進めることが中心になります。
手術後の場合も、組織の回復状況や関節の状態に合わせて、医療専門職の管理のもとで身体機能を整えていきます。
運動再開後に身体機能を整える段階
運動が可能と判断されたあとは、日常生活や趣味、スポーツなど、実際の活動へつなげていく段階に入ります。
ここで大切になるのがリコンディショニングという考え方です。
リコンディショニングでは、
筋力
柔軟性
関節の動き
バランス
姿勢
身体のコントロール
日常動作
などを確認しながら、その方が目指している生活へ向けて身体を整えていきます。
より実際の生活の中で使える状態へつなげていくことが一つの目的になります。
運動再開時に確認したい身体の状態
関節の動きと柔軟性
身体を快適に動かすためには、それぞれの関節が必要な範囲で動くことが大切です。
例えば膝に不調があった場合でも、股関節や足首の動きが歩行や階段動作に大きく関わっています。
肩の場合も、肩関節に加えて肩甲骨や胸郭の動きを確認することで、上半身全体の動きを考えやすくなります。
身体は複数の関節が協調しながら動いているため、関係する部位を広く確認していきます。
筋力と左右のバランス
不調や手術を経験したあとには、左右の筋力差や動作の違いが見られることがあります。
スクワット、立ち上がり、ステップ動作などを通して、
「左右を均等に使えているか」「身体を安定して支えられるか」「動作をコントロールできているか」
といった点を確認します。
筋力は、日常生活を支える大切な身体機能です。
姿勢と身体のコントロール
関節が動くだけでなく、その動きを適切にコントロールできることも大切です。
立つ、歩く、しゃがむ、片脚で身体を支える。
こうした基本動作の中で、体幹・骨盤・股関節・膝・足首などが協調して働きます。
姿勢や動作を確認しながら、より安定して動ける身体へつなげていきます。
日常生活へつなげるリコンディショニング
筋力を段階的に整える
運動再開時には、現在の身体に合った負荷から始めます。
例えば、
椅子からの立ち上がり
スクワット
ステップ運動
チューブを使った運動
マシンやフリーウェイトを使った筋力トレーニング
などがあります。
身体の状態や目標に合わせながら、少しずつ運動の種類や負荷を調整していきます。
CKC・OKCを目的に合わせて活用する
筋力トレーニングでは、CKC(閉鎖性運動連鎖)とOKC(開放性運動連鎖)という考え方があります。
CKCにはスクワットや立ち上がり動作など、手や足が床などに接した状態で行う運動があります。
OKCには膝の曲げ伸ばしなど、手足の先端を自由に動かす運動があります。
それぞれに特徴があるため、現在の身体の状態や運動目的に合わせて使い分けます。
例えば、特定の筋肉を意識して動かしたい段階ではOKCを活用し、立つ・歩く・階段を上るといった日常動作へつなげたい段階ではCKCを取り入れるなど、目的に応じた運動設計ができます。
バランスと身体のコントロールを整える
日常生活では、常に両脚で安定した姿勢をとっているとは限りません。
歩行では一歩ごとに片脚で身体を支える瞬間があります。
段差、階段、方向転換などでは、身体の重心も大きく動きます。
そのため、
片脚立ち
ステップ動作
重心移動
ランジ
方向を変える運動
などを段階的に取り入れることで、実際の生活に近い身体のコントロール能力を整えていきます。
関節の不調に配慮した身体づくりで大切にしていること
身体全体のつながりを確認する
膝の動きには股関節や足首が関係します。
腰の動きには股関節や胸郭、体幹の働きが関係します。
肩の動きには肩甲骨や胸郭の動きも関わります。
そのため、サワダプライベートジムでは、一つの関節に加えて、身体全体の動きやつながりを確認することを大切にしています。
日常生活で使える動きへつなげる
筋力が高まったあと、その力を実際の生活の中で使えることも大切です。
例えば、
スクワットで鍛えた力を立ち上がりへつなげる。
ステップ運動を階段の上り下りへつなげる。
片脚で身体を支える練習を歩行へつなげる。
こうした流れで、トレーニングと日常動作を結びつけていきます。
その日の身体に合わせて運動を調整する
身体の状態は毎回同じとは限りません。
睡眠、仕事、活動量、前日の運動などによっても身体の動きは変化します。
その日の状態を確認しながら、運動強度や可動域、種目などを調整することで、継続しやすい身体づくりにつながります。
2007年からの運動指導経験をリコンディショニングへ
私は2007年から現在まで、運動指導を仕事として続けてきました。
一般の健康づくり、体力づくり、スポーツ、関節に不安を抱えている方など、さまざまな目的のお客様を担当してきました。
長く現場で身体を見ていると、同じ年齢、同じ症状名であっても、筋力・柔軟性・姿勢・生活環境・目標などによって必要な運動は変わることを実感します。
そのため、現在の身体を確認し、一人ひとりに合った運動を組み立てることを大切にしています。
さまざまな身体の状態に合わせたパーソナルトレーニング
日常生活を快適にしたい方。
旅行を楽しみたい方。
ゴルフやランニングを続けたい方。
医療機関でのリハビリを終え、これから身体を整えていきたい方。
目標に合わせて必要な身体機能を確認し、段階的にトレーニングを進めます。
「毎回、安心して続けられる」と感じていただけるよう、一人ひとりの身体の変化を長く見ながらサポートしています。
専門資格と現場経験を活かした運動設計
私は、NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)、NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)などの専門資格を取得し、運動指導に活かしています。
学んだ専門知識と、長年の現場経験を組み合わせながら、安全・効果・継続を大切にした身体づくりを行っています。
旭川で関節の状態に合わせたパーソナルトレーニング
サワダプライベートジムでは、旭川で一人ひとりの身体と目的に合わせたパーソナルトレーニングを行っています。
関節に不安がある方や、手術・治療後に運動を再開される方の場合は、医療機関で確認されている内容や現在の身体の状態を踏まえながら運動を組み立てます。
筋力。
柔軟性。
体幹。
バランス。
姿勢。
日常生活で必要となる動き。
これらを組み合わせながら、「これから何を楽しみたいか」まで見据えた身体づくりを進めていきます。
運動を再開することは、新しい身体づくりのスタートにもなります。
まとめ|快適に動ける身体へ段階的につなげる
関節の不調や手術後の身体づくりでは、医療機関で状態を確認し、運動が可能になった段階から、筋力・柔軟性・バランス・姿勢・身体の使い方を少しずつ整えていきます。
リコンディショニングでは、
関節の動き
筋力
左右のバランス
体幹
身体のコントロール
日常動作
などを確認しながら、その方が目指している生活へつなげます。
「旅行へ行きたい」
「好きなスポーツを続けたい」
「階段を快適に上りたい」
「これからも自分の脚で元気に歩きたい」
こうした具体的な目標が、身体づくりの方向を明確にしてくれます。
サワダプライベートジムでは、一人ひとりの身体の変化を長く見ながら、快適に動ける身体づくりをサポートしていきます。
よくある質問
医療機関でのリハビリ終了後にパーソナルトレーニングを始められますか?
医師や医療専門職から運動が可能と確認されている場合は、現在の身体の状態を確認しながらトレーニングを進められます。
医療機関から運動について指示を受けている場合は、その内容も参考にしながら種目や負荷を調整します。
手術後はどのような運動から始めますか?
手術部位、回復状況、現在の筋力や関節の動き、医療機関からの指示によって内容を決めます。
基本的な筋力トレーニングや関節運動、バランス運動などから始め、身体の状態に合わせて日常動作へつながる内容へ発展させていきます。
膝に不安がある場合、膝以外も確認しますか?
はい。股関節、足首、体幹、姿勢、左右の動きなども合わせて確認します。
歩行や階段動作では身体全体が協調して働くため、関連する身体機能を広く見ながら運動を組み立てます。
痛みがある場合はどうすれば良いですか?
痛みが続いている場合や症状に変化がある場合は、医療機関で状態を確認することが大切です。
診断や治療内容、運動に関する指示を確認したうえで、運動が可能な範囲から身体づくりへつなげます。
筆者紹介
パーソナルトレーナー 澤田和崇
2007年から運動指導を仕事として続け、現在は旭川市でサワダプライベートジムを運営しています。
NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)、NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)などの専門資格を活かし、健康づくり、身体機能の向上、スポーツ、運動再開後の身体づくりなど、一人ひとりの目的に合わせた運動指導を行っています。
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