【旭川のパーソナルジム】オーバートレーニングって何?
- パーソナルトレーナー澤田和崇
- 2019年11月8日
- 読了時間: 2分
更新日:12 時間前
旭川もいよいよ本格的な雪の季節ですね。こんにちは、旭川市のパーソナルジム「サワダプライベートジム」です。
今日は、少し専門的なお話です。「オーバートレーニング」という言葉を耳にしたことはありますか?
オーバートレーニングとは?
パーソナルトレーニングの目的は、身体に適度な負荷をかけて、少しずつ強く・動ける体へと変えていくことです。しかし、トレーニングの頻度・量・強度が過剰で、休息や栄養が不足していると、かえって体調を崩したりケガをしやすくなったりしてしまいます。
このように、トレーニングによるストレスが蓄積して起こるパフォーマンスの長期的な低下を「オーバートレーニング」と呼びます。
オーバーリーチとオーバートレーニングの違い
少し難しい言葉になりますが、オーバートレーニングの前段階として「オーバーリーチ(機能的オーバーリーチ:FOR)」という状態があります。これは、一時的にパフォーマンスが落ちるけれど、しっかり休むことでむしろ体が強くなる現象で、アスリートが計画的に取り入れることもあります。
しかし、休息が足りない状態でトレーニングを続けてしまうと、「非機能的オーバーリーチ」へと進み、さらに「オーバートレーニング症候群」へと悪化してしまうことも。
この状態が長引くと…
パフォーマンスの著しい低下
慢性的な疲労感
睡眠の質の低下
ホルモンバランスの乱れ
気分の落ち込みや情緒不安定
といった症状が表れます。
オーバートレーニング症候群の2タイプ
オーバートレーニング症候群には、以下の2つのタイプがあります。
交感神経系オーバートレーニング症候群
副交感神経系オーバートレーニング症候群
多くの場合、まず交感神経系が乱れ、次に副交感神経系にも影響が出てきます。このような状態に陥ると、数週間〜数ヶ月にわたり、回復が難しくなるケースもあります。
一人ひとりに合わせた「ちょうど良い運動」を
オーバートレーニングの起こりやすさには個人差があり、遺伝的な体質や生活習慣の影響も大きいとされています。だからこそ、一人ひとりに合わせた運動プラン・栄養・休養のバランスが大切です。
サワダプライベートジムでは、旭川の気候やお客様の体調も考慮しながら、最適なトレーニングを提供しています。
無理なく、でもしっかりと。冬も元気に、快適に、体を育てていきましょう!
