妊婦さんのための安全で効果的な運動|旭川のパーソナルジムより
- パーソナルトレーナー澤田和崇
- 2020年2月4日
- 読了時間: 2分
更新日:6月8日
妊娠中の運動についての考え方と、これまでの経験
私はこれまで、パーソナルトレーニング、水泳指導、企業の福利厚生プログラム、市町村の健康教室、運動指導者向けの講演など、さまざまな場面でのべ3万回以上のレッスンを行ってきました。
対象も、リハビリ中の方から世界大会を目指す選手まで幅広く、過去には妊娠中の女性への運動指導も担当してきた経験があります。
現在は妊婦さん向けのトレーニングは積極的に行っておりませんが、これまでの経験をもとに、「妊娠中の運動」について知っておくべき大切なポイントを簡単にご紹介します。
妊婦さんが運動する前に大切なこと
まず最も大切なのは、運動を始める前に必ず産科医と相談することです。健康状態や妊娠の経過によって、適切な運動内容や実施の可否が変わるからです。
妊娠中の運動の主なメリット
適切な運動には、以下のような良い効果があるとされています:
心肺機能や筋力の向上
出産後の体力回復・体型回復に役立つ
腰痛やストレスの軽減
陣痛の緩和や分娩時間の短縮
妊娠性糖尿病の予防
健康意識の向上
アメリカ産科婦人科学会でも、「適切な運動は妊婦に悪影響を及ぼさない」とするガイドラインが示されています。
妊婦さんの運動で気をつけたいこと
妊娠中は関節がゆるみやすく、心肺機能や代謝も変化します。
そのため、以下の点に注意して運動することが大切です
妊娠3ヶ月以降は仰向け運動を避ける(血流低下のリスク)
腹部に負担の少ない「四つ這い・横向き・座位」での運動が安心
息を止めない(バルサルバ法の回避)
疲れやすくなるため、無理せず行う
関節を守るため、動きはゆっくり丁寧に
なかでも、骨盤底筋や腹部のやさしいトレーニングはおすすめです。出産のサポートや産後の回復にもつながります。
最後に
現在は妊婦さん向けのパーソナルトレーニングは行っておりませんが、これまでの経験を通じて得た知識は、地域の健康づくりに活かしていきたいと考えています。
旭川市で、「いつまでも快適に動ける身体づくり」を目指したパーソナルトレーニングをご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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