旭川市のパーソナルジム「サワダプライベートジム」です。
本日は摂食障害についてです。
摂食障害には過食障害(むちゃ食い障害)、神経性食欲不振症、神経性過食症などがあり、その患者は、精神疾患を持つ事も多いのが特徴です。
1.神経性食欲不振症
歪んだ身体イメージと、太る事への恐怖、そして体重あるいは体型を、健康よりも重視する特徴があります。繰り返し体重測定したり、食べ物を細かくしたり、注意深く取り分けたりします。神経性食欲不振症には、限定型(小食)と過食嘔吐型の2タイプがあります。
症状
骨のやせ、皮膚や爪が弱る、全身に細かい体毛、軽い貧血と筋の衰弱、ひどい便秘、低血圧と呼吸・脈拍の減少、心臓損傷、脳損傷、多臓器不全、深部体温低下、脱力感、不妊。
神経性食欲不振症は、全てのメンタルヘルス障害の中で、死亡率が高い事にも注意が必要です。
2.過食障害(むちゃ食い障害)
3週間にわたって少なくとも週1回、自制のきかない大量の摂取。通常より早く食べる、不快なほど満腹に食べる、空腹でなくとも食べる、恥ずかしさのため独りで食べる、自己嫌悪と罪悪感。
過食障害は神経性食欲不振症と違い、嘔吐したり下剤を用いたりしないので、過体重や肥満が多い。過食障害は食べている行動を隠す傾向があります。
3.神経性過食症
通常食べる量より、はるかに多い量の食物を繰り返し摂取し、排出があります。自己誘発性嘔吐、高強度運動、下剤、利尿剤などです。
過食と排出は、週1回以上、3か月以上にわたっておきます。神経性過食症患者は、正常体重である事を望み、体重増加を恐れます。
症状
慢性的な喉の炎症と痛み、唾液腺の腫脹、歯のエナメル質腐食、下剤による腸の障害、激しい脱水、電解質バランスの不良。
4.異食症
非栄養物質を1か月以上にわたり摂食している症状です。粘土や洗濯のり、タバコの吸い殻、氷、髪の毛、チョークなど。
症状
電解質・代謝障害、腸閉塞、歯のエナメル質剥離、胃腸障害、鉄欠乏。
ダイエットを安全かつ効果的に実施していくには、経験と実績豊かで、信頼する資格試験に合格している熱意ある専門家の元でおこなうのが安心です。これらの異常な症状にも、早く気付く事ができます。
そして、摂食障害は適切な医療機関で治療しましょう。