人間力のある人とは、どのような人でしょう?
人間力のある人は、この3つを非常に高いレベルで持ち、活用しています。
・ポジティブ思考
・明確な目的意識
・利他の精神
逆に、ネガティブで夢や目的がなく、自己中心的な考えで批判ばかりしている人は、人間力のない人になります。
人間力を上げる為に読むべき本は、次の3ジャンルです。
・古典
・自己啓発
・伝記
良い本を繰り返し、読む事も大切です。
人間力を学んでいくには、まずは一人で学ぶ事です。上記の本を読み、自分で考え、まとめていきます。これはスポーツでいえば、基礎体力にあたります。次に仲間や師を持つ事で、成長を加速させます。
仲間といっても誰でも良いわけではありません。「人間力を持とう」という強い気持ちを持っている人です。興味本位やヒマつぶしで一緒に何かしようとする人とは、共に行動しない方が賢明です。仲間とは共通の目的を持っていると良いです。それは、人間力を学び成長したいという志の事です。
志や考え方の違いが大きい人の価値観に触れると、最初は新鮮で勉強になりますが、本質から外れた事を学んだり議論をしたりしても、平行線をたどるだけで、学びが深まりません。放置しても、ストレスが増えたり、学びの足を引っ張られる事になり。効率を落としてしまいます。
人間力には5つの段階があります。
1.人間力のある100万人に1人の人
2.人間力を学び、身に付けようとしている人
3.人間力を身に付ける為に何もしない人
4.人間力に関心がなく、自己中心的な損得ばかりを優先する人
5.言い訳や責任転嫁ばかりで、人間力の全くない人
これらの段階を理解しておくと、人間関係を築く事にも役立ちます。
師は自分より人間力の高い人を選びます。
人間力のある人は、人間力のない人とは物事の感じ方や捉え方が違うので、想像もつかない選択と行動をします。ですから、師として選んだ人とのギャップを知り、理解共感できなくても受け入れる事が、成長にとって大切な事になります。
いつまでも成長できない人間力の低い人は、この違いやギャップを受け入れる事ができず、自分の見ている事や感じている事が正しいと思い込み、批判を始めて、また何か他のものへと移っていきます。こういった残念な人というのは、ある一定の割合でいるものです。
人間力を高めるポイントは、自分が理解共感できない違和感です。自分が師として認める、優れた人間力のある人の言動を受け入れていく事が大切です。